有名ホテル出身のシェフが腕を振るう、新しい洋菓子の名店「FÉPÂ」

亀有『ラ・ローズ・ジャポネ』、新柴又『ビスキュイ』など、葛飾区には名店と呼ばれる洋菓子のお店が点在しています。
今回は金町に2019年にオープンした名店をご紹介します。

「食で人をもっと豊かに」がコンセプトのカフェ&パティスリー

金町駅から徒歩6分ほど。
水戸街道・国道6号線沿いにシンプルで清潔感のある外観のお店が見えてきます。

「FÉPÂ」は2019年8月にオープンしたカフェ&パティスリーです。
『食で人をもっと豊かに』をコンセプトに、心や身体に優しく笑顔になれる商品を提供しています。

店内は白い壁に木のテーブルがあたたかい印象を与える空間です。
テーブル席の他にゆったりとくつろげるソファ席もあります。

窓際にはカウンター席もあるので、おひとり様も楽しみやすいレイアウト。
伺ったときにはベビーカーと一緒に入店されている方もいたので、お子様連れのママ友さんにも人気が出ているみたいです。

レジ前のショーケースには見た目も麗しいおいしそうなケーキがずらり。
人気No.1はモンブラン、No.2はショートケーキだそうです。

生菓子の他にも焼き菓子も豊富です。
カヌレやフィナンシェ、マドレーヌやスコーンなど、お会計時に思わずテイクアウトしてしまいたくなるラインナップ。

国産そば粉100%のガレットランチも人気メニュー

今回は平日の12時頃に伺いました。
ケーキ屋さんですが、なんとお食事メニューも楽しむことができるんです。
こちらではガレットランチがいただけます。
1枚1枚店内で焼いてくれるガレットは、福井県産のそば粉100%で、外はパリパリ、中はもちもち。
金町で唯一といっていい、本格的なガレットが食べられるお店でもあります。


今回は“コンプレ”を注文しました。
フランス語で『全部そろった』という意味もあり、食材はハム・卵・チーズの完璧な組み合わせの食材が入っています。
卵は半熟で、黄味をとろりと生地に絡めて食べるととってもおいしい。
濃厚な味なので、付け合わせの野菜も一緒に食べると丁度良い塩梅になります。

予約必須の1日20食限定アフタヌーンティー

そして、今回「FÉPÂ」さんに伺った一番の目的。
1日20食限定のアフタヌーンティーが楽しめるんです。
こちらのオーナーシェフは大手町・AMAN TOKYOをはじめとする、有名ホテルで腕を振るっていた経験を持つ方。
そんな華やかな経歴を持つシェフが作るアフタヌーンティーが1,980円で楽しめるというので、とても気になりました。
早々に売り切れてしまうことも多々あるんだとか。


スイーツがこんもりと乗った2段のケーキスタンドが運ばれてきました。
上段はスイーツ、下段はサンドウィッチなどの軽食が乗っています。


上段には日替わりケーキからイチゴやチョコレートのケーキの他、スコーンも。
下段はたまごサンドウィッチやローストビーフのオープンサンド、サーモンのケークサレなど。

スイーツはどれも繊細で上品な味わい。
一緒に注文した紅茶とも合っていて、とても考えられて作られているのがわかります。
季節によってフルーツが変わり、スイーツの内容も変わるそうです。
サンドウィッチやオープンサンドも味の濃さが丁度良く、次々と手が進んでしまいます。

数人でシェアしながら食べるのももちろんオススメですが、どれも一口サイズなので、おひとり様でもアフタヌーンティーだけなら全部食べられそうな量です。

ちょっと優雅にカフェを楽しみたいなと思い、今回お店に伺いました。
今年で3年目ですが、すでに金町だけでなく葛飾区全体で人気のパティスリーとなっています。
カフェでゆったりと過ごしたい方も、お友達と楽しくスイーツをつまみたい方にもオススメのお店でした。

FÉPÂ
住所:〒125-0042 東京都葛飾区金町5-23-9
アクセス:JR常磐線金町駅、京成線金町駅から徒歩6分
電話:03-5876-9775
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。