秋はお祭りの季節ですね。
幼い頃はお囃子の音を聞くと、神社に向かって走ったものです。
長年にわたり、葛西神社で受け継がれてきた秋のお祭り、例大祭。
9月17日(土)18(日)の2日間で行われた祭典、葛西囃子(かさいばやし)と露店が楽しかったので紹介します。
たどり着かなきゃ意味がない!まずは場所の確認をしましょう
国道旧6号線に金の文字がまぶしい、大きな看板があります。
目の前に神社があるのかと思いきや見あたらない…。
近くを歩いていると「葛西神社はどこですか?」と聞かれることが多々あるので、お伝えします♪
車や自転車の方におすすめなのが、看板の先にある行き止まりを左折するルートです。
駐車場の入り口や、駐輪場になる広いスペースから入れます。
歩いて行くなら、道なりに直進です。
参道があり、その先にある階段を登ると鳥居があります。
また、参道の右隣にもうひとつ道があり、坂をのぼって鳥居に行けます。
真正面にそびえ立つイチョウの大木はみごとです。
写真に映っている坂、実は葛飾柴又を代表する名作映画に登場したことがあるんですよ。
映画に登場する場面をよく見ると、古き葛西神社とイチョウの木も映っています。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
1年間の祭礼の中でもっとも重要なお祭り!秋の例大祭
例大祭は、初日の11:00から行われます。神社内は静寂に包まれています。
厳かな空気の中、祭典がはじまりました。
色鮮やかな装束を神職がまとい、つつましやかに例大祭が斎行されました。
祭典の斎行により、国家の隆昌と人々の平安を祈願されたのです。
初めて見る神具もあり神秘的です。身を清める道具だそうですよ。
二日間にわたり奉納演奏された葛西囃子
いつもは閉ざされている神楽殿ですが、例大祭のときだけ舞台が見られます。
17日は葛西囃子保存会の方々による演奏が、13:00〜20:00過ぎまで奉納されていました。
翌日は午前中から演奏が始まりました。ときおり強い雨が降り、雷も鳴りだしてあいにくの悪天候。それでも、お囃子は続けられました。
お祭りといえばわくわくする露店!
お祭りといえば露店!こちらのお祭りに露店が出ていたので見て回ります!
定番の焼きそばやジュースにわた菓子、バナナチョコにフルーツ飴があります。
私が幼い頃にはなかったふりふりポテトやカリカリチーズ、大阪焼きも発見しました。
水面が高速に回転するスーパーボールすくいには、時代の変化を感じます。
たくさんの露店がありましたが、その中でも特に好きなのは焼き鳥です。あの香りがたまりません。
さらに一本120円という、お祭りの露店にしては驚きの安さです。
種類も豊富で、しろもつ、かわ、ねぎま、つくね、やきとり、レバー、にんにく、なんこつ…。
個人的にはレバーが柔らかくておいしかったですよ。
地元住民の生活に溶け込んでいる葛西神社
私の思い出にたくさん登場する葛西神社。みなさんにとっても、神社はなにかしらの思い出がある場所でしょう。
ラジオ体操や初詣、お宮参り、七五三に合格祈願。挙式をする人もいますよね。人生を共に歩んでいる場所、といってもいいかもしれません。
葛西神社では、11月に酉の市が開催されます。響きわたる手締めとかけ声、考えただけでソワソワしてきますね♪
ほかにも一年を通してさまざまな行事が開催されています。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
葛西神社
住所:東京都葛飾区東金町6-10-5
アクセス:JR常磐線・京成線「金町駅」より徒歩10分
例大祭の開催日時:令和4年9月17日(土)18日(日)