区立公園では葛飾区内最大の広さ!金町にある「葛飾にいじゅくみらい公園」桜が満開

金町は言わずと知れた自然に恵まれたエリアです。

まず東京23区内最大規模の「都立水元公園」があります。この季節は、桜のおすすめスポットでもあります。その数は約760本!遠方からピクニックに来られる方も多く土日は大変なにぎわいです。

桜の数で次に追うのが「水元さくら堤」で約500本。水元公園に沿った所にあります。桜を眺めての散歩は人気です。幼いころトンネルのように咲き誇った桜の下を自転車で走るのが大好きでした♪

前置きが長くなりましたが、
このほかにも金町には葛飾区内最大の区立公園があるのをご存知ですか?

それがこちら「葛飾にいじゅくみらい公園」です。こちらの写真は見晴らしの丘に立つと見える景色です。その広さと近代ビルとの融合は圧巻です。

平成25年4月に開園、当時25種類の桜が約90本植栽されました。10年を迎えしっかりと根付き、美しい花を咲かせています。

桜も合わせて園内をのぞいてみましょう。

金町駅から徒歩10分で自然と触れ合える芝の広場

原っぱ広場では遊具がなくても子どもたちは楽しんでいます。

暖かくなるとパーゴラ下の小川で水遊びする子を見かけますよ。

見晴らしの丘は、なだらかな傾斜になっています。

左に見える地球釜は、葛飾の製紙産業を記念する近代遺産として保存されています。今は錆びていますが、三菱製紙中川工場で稼働していた頃は銀色に輝いていたそうですよ。

見晴らしの丘の向こうにある健康遊具です。10種類以上あります。

大学と区施設が併設さらに体育施設も充実

「葛飾にいじゅくみらい公園」は東京理科大学を囲むように作られています。

こちらの桜も立派ですね。

大学の奥にある東京理科大学葛飾図書館は区民に開放されています。
その右には、葛飾区科学教育センター未来わくわく館があります。規模は小さいですが、幼少から科学に触れるにはもってこいの場所です。

大学を挟んで、広場の反対側にあるのは運動場です。

こちらは公園管理棟。
多目的広場やテニスコートなどの体育施設は予約が必要です。

多目的広場はサッカーをはじめフットサル、ラグビー、アメリカンフットボール、グラウンド・ゴルフ、ハンドボール、ラクロス、ドッチボール、フライングディスク、フィールドホッケー等ができます。人工芝です。

テニスコートはハードが1面、砂入り人工芝が2面、あわせて3面あります。

遊具もありますよ。ターザンロープや滑り台など、こぢんまりして幼児にはちょうど良い広さです。

多目的広場の横に大きな建物があります。なんだと思いますか?
私は体育施設の用具入れかと思っていました。

実はこれ、災害備蓄倉庫だそうです。施設の充実は住民にとってありがたいです。

公園を一周したら、かなりの運動になりました。
広場でひと休みしていると、保育園児や親子の遊び声が聞こえてきます。楽しそうなその声に癒されました。
ベンチでそれらを眺める人の姿、ドリブルの練習をするサッカー少年も見えます。
桜をスマホのカメラに収める女性をみつけました。体力づくりや犬の散歩に勤しむ方もいます。

平日こんなににぎわっている公園も珍しいのではないでしょうか?「葛飾にいじゅくみらい公園」は地域に根ざしている魅力的な公園です。

葛飾にいじゅくみらい公園
住所:東京都葛飾区新宿6-3-2、6-3-20
アクセス:JR常磐線各駅停車(北千住-取手)金町駅下車10分徒歩分
TEL:03-3600-8072(公園管理事務所)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。