植物で“何かいいもの”を。色鮮やかな下町の隠れ家「hanatomidori」

京成高砂駅南口には高砂を代表するスーパーマーケット、イトーヨーカドーがあります。
約50年近くにわたり高砂に住む人々の生活を支えてきました。

そのイトーヨーカドーも所属している商店街が「高砂南町商友会」。
京成高砂駅周辺には4つ商店街がありますが、その中でも1番エリアが広いこちらの商店街。

登録されている71店舗中、58店舗もの店が30年以上続く老舗でもあります。
今回ご紹介するお店は、そんな商店街に新しくオープンしたお花屋さんです。

ふらりと店に入りたくなる、緑があふれる外観

イトーヨーカドーの裏にある踏切近く。
2020年12月にオープンしたばかりの花屋「hanatomidori」。

「何かいいもの」をコンセプトにお店に来るだけでワクワクする下町の隠れ家をテーマに営業されています。

入口の周辺にはさまざまな種類の植物が置かれており、とても目を惹く外観です。
店内も空間を埋め尽くすほどの植物がディスプレイされています。

カスミソウやガーベラなど色鮮やかで見ているだけでも楽しい切り花の他にも、サボテンやココナッツなど変わり種のプラントや、ドライフラワーのブーケなどいろんなシーンで活躍しそうな植物がたくさん。

店内はそこまで広くはないのですが商品数がとても多くボリュームがあるので、たしかにとてもワクワクするお店です。

花屋歴30年のオーナーがおすすめする植物たち

今回は部屋に飾るための植物を買いに訪れました。
店内に入るまではお部屋に彩りを添えるなら切り花を何本か選ぼうと思っていましたが、緑鮮やかな植物にとても惹かれたので今回はグリーンを購入することにします。

まず手に取ったのは葉っぱの形がシンプルな『アセビ』。
アセビにもう1種類合わせるのもステキだと教えていただいたので、追加で違う種類も選ぶことにしました。

ここでオーナーさんおすすめの『カシス』を選択。
カシスはカクテルのイメージが強かったため、観葉植物としてふれるのは初めてです。

オーナーさんによると、カシスは市場に出回るのが1年の内2~3週間くらいしかないため、お花屋さんではなかなか見ることのできない植物なんだとか。
花屋歴30年のオーナーさんも仕入れるのは今回が初めてとのこと。
ぷりっとした実がついており、洗えばそのまま食べられるということで、特別に1つ食べさせていただきました。

見た目はブルーベリーに近く、触感は柔らかくみずみずしいのでブドウに近いです。
実はさっぱりとした甘さがありますが、皮を噛むと酸味が口に広がります。
葉っぱがシンプルなアセビに、実がついた華やかさのあるカシスを合わせることにしました。

枝を活ける用の深さのある花瓶もこちらで購入することにしたので、オーナーさんと店員さんと一緒に何本もある中から良い組み合わせを選ばせていただきました。
1本が長いため、どの辺でカットするとキレイに活けられるかも提案してくれます。

鮮やかな緑で生活に彩りを

自宅に戻り、さっそく部屋に飾ってみました。
床や棚で茶色が増えがちの部屋でしたが、緑がくることでメリハリのある爽やかな部屋に変わった気がします。

最近は家で過ごすことが多くなりましたが、部屋に新しい色を入れるのはいかがでしょうか?
日常を鮮やかにしてくれるお花屋さん「hanatomidori」をご紹介しました。

hanatomidori
住所:〒125-0054 東京都葛飾区高砂3-12-16-ソレイユmomo102
アクセス:京成線京成高砂駅、南口から徒歩3分
電話:03-6458-9256
営業時間:月曜日~土曜日10:00~19:00/日曜日10:00~18:00
定休日:木曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。