金町にとんかつの名店があることをご存知でしょうか?おそらく地元の人でも知らない方が多いかもしれません。
今回は、金町のおいしいとんかつのお店をご紹介いたします!
金町駅北口から理科大通りを進み、飲食店や洋品店、ドラッグストアが立ち並ぶ商店街の一角にありますが、上の写真でわかりますか?
こちらが「とんかつ 喝」です。
一見するとわかりにくい立地ではありますが、表に看板があるのが目印です。
テレビで紹介されたお店
かく言う私も、テレビで紹介されるまでは気づきませんでした。
『有吉くんの正直さんぽ』という番組で紹介されたのですが、正確には有吉さんは喝には訪問していません。通り過ぎていました。
しかしながら有吉さんが気になった3軒のうちの1軒として紹介されました。
ちなみに有吉さんが番組で訪れたのは、柴又さんぽでも紹介されている欧風カレーのお店「トック」でした。
そして「あきらめ〜店」として紹介されたのが、今は閉店してしまったペルーラーメンのお店「門世」と「喝」の2軒でした。
「う〜ん、逆に気になるかも…」
こうなったら自分で行ってみるしかないですよね?
階段を登った2階が店舗になりますが、「本当にやってるのかな?」って思うくらいちょっと暗い雰囲気です。
入口では入念に検温チェックを行っています。
まるでバリケードのようで、初めての人は入りづらい感じも受けるかもしれませんが、検温が済めばすんなりと店内に入れますのでご安心ください。
無国籍ワンダーランドな店内
店内に入ると、日本ともアジアともいえないようなマスターのこだわりの空間が広がっています。
美濃焼、小田井窯のお皿に東アジア風の仮面や、
古代中国を思わせる象形文字一覧にシーサー。その中に焼酎、泡盛一杯無料サービスの表記が。お酒好きにはうれしいですよね。
今回はランチをいただきました。メニューはその時その時で変わることもありますが、基本はヒレかロースになります。
ご飯は大盛りが無料とのことです。
この日は家族と、ヒレランチを頼んでみました。
低温で揚げた白いとんかつ
注文してから15分ほどして出てきたのがこちら!
ボリューム満点のこの迫力に家族もびっくり。
低温でじっくりと揚げた白いとんかつ。
実はマスター、水道橋の名店「かつ吉」のご出身のようです。
しかし常連さんたちの間では、水道橋の名店を超えたともいわれています。
まずはそのまま塩でいただいてみると、岩中豚の旨みが口の中に広がります。
その後、ソースと塩と交互にいただきましたが、お肉もとても柔らかく本当においしかったです。
こんなにおいしいのに、この日はお客様は私たちだけ。
普通だったら外に行列ができてもおかしくないくらいの名店なのに、わかりにくい入口と、ちょっと薄暗い階段も相まってか、本当に知る人ぞ知るお店になっています。
テイクアウトも試してみました
別日にお持ち帰りも試してみました。
お弁当メニューはこちら。
ちなみにお持ち帰りのことを、
アメリカでは「take out」
イギリスでは「take away」
といいます。「take away」としているの、珍しいですよね?こういうところにもお店のこだわりを感じます。
この日は赤文字になっているヒレおろし弁当を3つ頼みました。
私たちはヒレにしましたが、ロースももちろんおすすめのようです。
ソースもついていますが、なんといっても喝の名物は白醤油。
それにインド風サラダのカチュンバと大根おろしを混ぜていただきます。
う〜ん、カツがおいしいから、さっぱりとして合うんですよね。
まさにここでしか味わえない逸品。
これで1100円ってあり得ないですよね。
はるばる遠くから電車に乗ってきても食べる価値のある一級のとんかつです。
こんな名店がひっそりと金町にあるというのがうれしいですよね。
ぜひ一度ご賞味ください。
喝
住所:東京都葛飾区東金町1-11-3 伴ビル2F
アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩4分、京成金町線京成金町駅から徒歩6分
TEL:03-3608-7141
営業時間:11:00~14:00、17:00〜20:00
定休日:水曜日