赤と白のテントが目印。駅近の老舗喫茶「珈琲 田園」

JR金町駅には南口と北口があります。
南口には京成線のホームの他、今年完成した高層マンション『プラウドタワー金町』があり、その低層階にオープンした『ベルトーレ金町』には多くのチェーン店が入りにぎわいを見せています。

北口には南口と同様バスターミナルが広がり、『東急ストア』が真っ先に目に入ります。
飲食店やドラッグストア、銀行ATMなどが並ぶ商店街の他、イトーヨーカドーなどスーパーもあることから、南口と比べると生活に必要な施設が多い印象です。
また、東京理科大学のキャンパスができたことで、その通りの名前が『理科大学通り』という名前に変わりました。

そんな北口にある喫茶店を今回はご紹介いたします。

赤と白のテントが目をひく可愛い外観

以前紹介させていただいた『純喫茶シャレード』の他にも喫茶店が点在しているので、北口は金町の喫茶店エリアとなっています。

JR金町駅北口を出てすぐ右に洋菓子チェーン店『不二家』があります。
その2階部分を見ると可愛らしい赤と白のパラソルのようなテント。


“味の芸術”というキャッチコピーがステキな喫茶店「珈琲 田園」。
お店は2階にあります。

建物を右に曲がり置き看板のある赤いテントが入口です。


階段にはUCC COFFEEの看板と共に英語のかっこいい看板。
営業時間が貼り付けられているのがなんとも言えない生活感があって惹かれます。

軽食もドリンクもメニューが豊富

店内は2面窓ガラスで自然光が入り明るく、結構広々としています。
ランチタイムは過ぎた15時ごろ伺いましたが、すこし雨が降っていたからか満席に近いにぎわいがありました。

1番奥の席に座るとタイミング良くお水とおしぼり、メニュー表を持ってきてくれます。
メニュー表を見ると、軽食もドリンクもメニュー数がとても豊富。

軽食はオムライスやカレーライス、ピラフなどご飯ものの他、ナポリタンをはじめとしたパスタメニューも7種類。トーストやサンドウィッチなどパンのメニューは、13種類もありました。

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶の他、炭酸のスカッシュやフロートも豊富です。
大変悩みましたが今回は『レモンスカッシュ』と『バニラアイスクリーム』にしました。


まずは『レモンスカッシュ』。
王道の喫茶店メニューですが、なぜかいつも頼んでしまいます。
味は濃いめで、とても冷えている炭酸が気持ちよく喉を通っていきます。


『バニラアイスクリーム』はシンプルな見た目を想像していましたが、ホイップクリームとチョコレートソースがかかってちょっぴり豪華。
『コーヒーゼリー』と迷いましたが、今回は甘いバニラを頼んでレモンスカッシュの酸っぱさと交互に味わうのがとても良い時間でした。

駅近という好立地で老若男女問わない客層

店内のイスは赤いベルベット調の張りぐるみで、花柄と無地と2種類ありましたが、どちらも高級感があるステキな雰囲気。

喫茶店なので客層は高齢者のイメージでしたが、大学生やサラリーマン、主婦の方々など老若男女問わない客層でした。
大学が近くにあるので学生の利用も多いのと、とにかく駅に近いという利便性から仕事の合間に入る方も多いのではないでしょうか。

モーニングも行っており、価格はなんと500円のワンコイン。
サンドウィッチやトーストが選べて、サラダも付いてきます。
今度は「珈琲 田園」でモーニングを楽しんでから1日を始めようと思います。

珈琲 田園
住所:〒125-0041 東京都葛飾区東金町1-45-2 土山ビル2階
アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩1分
電話:03-3608-5052
営業時間8:30-20:00
定休日:無休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。