今年の冬は暖冬の影響で暖かい日が多いですね。私は少しだけ肌寒い時期に散歩するのが一番好きなのですが、今はベストな気温です。
今回は京成金町線柴又駅から徒歩8分ほどの場所にある柴又公園へ行ってきました。
柴又公園は寅さん記念館や山本亭、江戸川河川敷や矢切の渡しを含めた大規模な総合公園です。
駅から歩くルートは楽しみいっぱい
まず柴又駅を出て、参道をとおり帝釈天題寺を目指します。
そこからさらに江戸川に向かって歩き続けていくと、柴又公園があります。
柴又駅周辺には地図や案内があるため、わかりやすいです!
柴又公園は階段で登るルートとスロープで登るルートがあるため、どなたでも気軽に足を運ぶことができます。
柴又といえばもちろん「寅さん」
柴又といえばもちろん…「寅さん」ですよね。
柴又公園内の「寅さん記念館」では映画「男はつらいよ」でおなじみの寅さんのすべてがわかります(入館有料)。
実際に映画で使用されたセットや小物、寅さんのトランクなど見ることができ、「男はつらいよ」の世界観を存分に味わえますよ。
寅さん記念館の上部は芝生広場になっており、上まで登りきると江戸川が一望できます。
芝生の広場は風が心地よく感じられます。
江戸川河川敷広場はサッカー場、野球場などがあり、スポーツやレクリエーションの場として利用され、夏には葛飾納涼花火大会の会場となります。
また5月には、寅さん記念館北側のツツジの大刈込が見頃を迎えますよ。
日本庭園でのんびりお茶もできる
柴又公園にはほかにも、「山本亭」という木造2階建ての建物と日本庭園があります。そちらの日本庭園は、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナルオブジャパニーズガーデニング」でも高い評価を受けているそう。
「山本亭」では抹茶やコーヒー、ぜんざいなどをいただくことができ、きれいに手入れされた日本庭園を見ながらのんびりとお茶を楽しむことができます。
矢切の渡しを堤防上から見渡せる
「矢切の渡し」は江戸時代初期から続く、柴又と対岸の千葉県を結ぶ渡し船です。
都内に唯一残る貴重な渡し場で、片道200円で乗船することができます。
江戸川堤と柴又帝釈天を結んだハイキングを楽しむ人でいつもにぎわっていますよ。
江戸川河川敷の広場へ直接行ける
土手に隣接する公園のため、公園の広場からそのまままっすぐ進むと土手に出ることができます。目の前には江戸川が流れ、鉄橋を電車が渡る様子も見ることができますよ。
江戸川河川敷の広場はレクリエーション・スポーツの場として利用されます。
ベンチも設置されており、近くには大きな桜の木があります。春には柴又さくらまつりが柴又公園で行われるようですよ。
その他、公園内には自転車置き場やトイレ、健康系の遊具があります。
寅さん記念館別館2階には「レンタサイクルセンター」もあるそうです。
ひろい公園ですから、ゆっくり時間のある時に、駅から歩いて、ぜひ江戸川の土手まで歩いてみてくださいね。
柴又公園
住所:東京都葛飾区柴又7-19-32(山本亭)
東京都葛飾区柴又6-22-19(寅さん記念館)
東京都葛飾区柴又6-23-15から葛飾区柴又7-19-14まで(江戸川河川敷広場)
東京都葛飾区柴又6-24地先(駐車広場)
アクセス:京成金町線「柴又駅」から徒歩約8分
電話番号: 03-3657-3455(寅さん記念館)