柴又の住宅街にある洋食の名店「レストラン・デキムラ」

柴又帝釈天のわきに、まっすぐ進むと京成高砂駅まで続く大通りがあります。
その大通りから一本中へ入ると住宅街の中に突如現れる緑色のテントのお店。
今回ご紹介するのは「レストラン・デキムラ」という洋食屋さんです。

入口の食品サンプルも豪華でおいしそう。

オープンから続々と地元の常連客で賑わう店内

こちらはご夫婦で営業されているレストラン。ご主人はホテルのシェフとして働いていた経歴を持つお方で、ホールは主に奥さんが担当しています。

細長い店内で、テーブル席とカウンター席があります。
壁には芸能人のサインが何枚も飾られており、聞いてみると10年ほど前にお昼のテレビ番組で紹介されたことがあるそうです。

11時半オープン。開店してすぐに入店しましたが、15分もたたないうちに続々とお客さんが入ってきます。

今回は日替わりメニューの生姜焼き、ハンバーグ、マカロニグラタンを注文。
入り口のドアにかけてあったボードに手書きで日替わりメニューが記載されています。
他のお客さんも日替わりメニューを注文している方が多かったです。

長年愛されているのがよくわかるおいしい料理たち

ジュージューと焼く音やフライパンをカンカンと鳴らす音が聞こえる中、さっそく料理が運ばれてきました。

まずは日替わりメニューの生姜焼き。 豚肉ももちろん柔らかくて、とろとろなタレが良く絡んでいます。
通常メニューでも生姜焼きは注文できますが、この日は海老フライとセットになっていました。 セットの海老フライは箸で持つとずっしりと重みがありますが、食べると衣がサクサク。
海老フライも通常メニューから注文できますが、そちらは倍以上の大きさで人気なんだそう。
とてもお得なセットでした。

次はハンバーグ。半熟の目玉焼きが乗ったパーフェクトな見た目。
ナイフとフォークで割ると肉汁が溢れ出てきます。
デミグラスソースに絡めて食べると口の中でもじゅわ~っと肉汁が。
付け合わせのフライドポテトと焼きナスは丁度良い塩加減、にんじんグラッセはほのかにバターが香ります。
また、ランチタイムはお味噌汁もサービスしてくれます。

そして名物料理のマカロニグラタン。
まず見た目の迫力がすごいです。こんなにもりもりなグラタンは初めて見ました。
表面はキツネ色の焦げ目がとってもおいしそう。 鉄板で来ているので冷ますためにスプーンを入れてみると何かに当たる感触が。
覗いてみると大きな海老がごろごろと何尾も隠れていました。
また中身もホワイトソースばかりではなく、マカロニがぎっしり。
見た目通り結構なボリュームで、かなりおなかが満たされます。

人気メニューはまだまだたくさん!

今回は注文しませんでしたが、他にもこのお店でしか食べられない料理がたくさん。
お肉もさることながら、シーフード系のメニューもおすすめです。

海老ホタテ巻きはファンが多い人気メニューのひとつ。
大きなホタテをさらに大きな海老で巻き、熱々の鉄板で出してくれるグリル料理。
クリームドリアやピラフは海老とチキンが選べるのもうれしいポイントです。

可愛らしい外観からは想像ができない、良い素材を活かした一流の料理が提供される「レストラン・デキムラ」。
住所は柴又ですが、柴又駅と京成高砂駅のちょうど中間に位置します。
柴又帝釈天で参拝後、ランチを食べに訪ねてみるのはいかがでしょうか?

レストラン・デキムラ
住所:〒125-0052 東京都葛飾区柴又1丁目1-11
アクセス:京成金町線柴又駅から徒歩5分
電話:03-3627-2792
営業時間:11:30~14:00/17:00~20:30
定休日:月曜日・金曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。