金町は駅前を中心に、昔ながらの純喫茶や、スターバックスをはじめとしたチェーンのコーヒーショップがたくさんあります。
ちなみにスターバックスは葛飾区内に4店舗しかありませんが、その1つが金町にあるんです。
そして駅から少し離れたところには、個性的なカフェが点在しています。
今回は、その中でもとびきりステキな、カフェ メリンキ(Café merinki)をご紹介します。
閑静な住宅街にたたずむ穴場カフェ
金町駅南口から京成金町線の線路沿いを歩き、左手に少し曲がった場所にあります。
一見すると個人の邸宅のようで、ここがカフェだとは気づかないかもしれません。
本当に入ってもいいの?と思いますが、入口にはカフェの案内があるので安心してください。
門をくぐると、ステキなロックガーデンが目に入ります。
控えめな高級感を感じる店内
店内に入ると、シンプルでありながらもシュッと引き締まったシックな空間が広がります。
どこまでも肩肘張らないアットホームな空間でありながら、それでいて細部に至るまで本物のハイセンスさを感じます。
店内の至るところにキリンのお人形があります。
メリンキとキリン、何か関係あるのでしょうか?
そして入口入ってすぐ左のこちらの席。
駅前の喧騒から離れ、ゆったりとできる空間。
まさに特等席ですね。
妻は在宅ワーク中だったため、特等席から一段上がったこちらの席に座りました。
コンセントがあるのもうれしいです。
そして席に座って初めて気づきました。
先程のロックガーデンが目の前の大きなガラスの向こうに広がっています!
まさに現代風枯山水とでもいう優雅な眺め。
すべてが計算され尽くしたといった感じです。ただただ脱帽です。
上品でありながらもきどらないカフェ
それにしてもなんて落ち着いてゆったりできるカフェなんでしょう。
そう思っていると突然、お店の方によるピアノ演奏が始まりました!
このエレガントなお店は一体なんなんでしょうか?
さっそくお店の方にお話しをうかがってみました。
カフェ メリンキとは?
カフェ メリンキのオープンは2023年4月15日。
私が想像してた通り、自宅の一部をカフェとして改装したとのことです。
カフェをやってみたいということで、とりあえず見よう見まねで始めたので、いたらないところもあるし、まだまだ勉強中と店員さん。
どこまでも謙虚なお店の方たちです。
そんなことはありません!もう立派に完成されています!
3名の女性店員の方たちはまさに、控えめなエレガントといった感じ。
そのお人柄が、お店全体の気品につながっているように感じました。
ところで先程から気になっていたメリンキの由来。
実は店主のお祖母様のあだ名だったようです。
お祖母様はキリンに似ていて、メリンキさんと呼ばれていたそうです。
メリンキの「メ」はメスの意味のようで、メスのリンキ。リンキ?キリン?
銀座をザギンと言ったり、寿司をシースーと言ったり、そんな言い回しが当時もはやっていたのかもしれませんね?とのことでした。
なにか祖母の思い出を残したいと思って、祖母の愛称であるメリンキカフェとしたそうです。
メリンキのメニュー
この日はまだまだ暑かったのでアイスコーヒー(550円)を注文しました。
こちらがドリンクメニューです。
merinkiコーヒー(500円)は、ブラジル、コロンビア、カリブ海辺りのコーヒー豆をブレンドしているそうです。
レギュラー、浅煎、深煎、アメリカンとあります。
紅茶はダージリンとアールグレイ。
カフェオレや、喫茶店の定番クリームソーダまであります。
また、酸梅湯(さんめいたん)という珍しいメニューもありました。
中国、台湾では古くから飲まれている薬膳ジュースとのことで、きっと私好みの味だと思います。
次回はぜひこれを頼みたいです。
軽食類はトーストメニューがそろってます。
スイーツは、プリンと米粉シフォンケーキがありますが、土日限定です。
この日は平日だったので残念ながら注文できませんでした。これも、次回ぜひ頼んでみたいです。
木金土日の週4日のみの限定オープン。
本当に落ち着くスローな空気が流れています。それでいて、気品を感じるカフェです。
金町でステキなカフェを発見しました。
みなさんもぜひカフェメリンキで、上質なひと時を味わってみてはいかがですか?
カフェメリンキ
住所:東京都葛飾区金町3-2-13
アクセス:JR常磐線「金町駅」から徒歩約8分
京成金町線「京成金町駅」から徒歩約7分
TEL:03-6231-3002
営業時間:10:30-18:00
定休日:月火水