金町駅より徒歩5分 地元密着のほっとする町中華「昇龍」

「金町駅近くに手頃な町中華はないかなぁ…」

そんな時、どこに向かえばいいでしょう?

駅前を探してもなかなか見つかりません。とりあえず北口を出て右に進みましょう。

チェーンの牛丼屋、中華屋、ラーメン屋、ファミレス、回転寿司、うどん屋、カレー屋、純喫茶と、とりあえず食べ物屋はたくさんあるのでここで全て解決しそうです。

でも、地元ならではの町中華に行きたいなと思ったらさらに進みましょう。

金町しょうぶ通りという道路と交差します。

以前柴又さんぽでも紹介された

「とらやベーカリー」
「flat bakery」
「お好み焼きなかはた」
「モガール洋菓子店」
「珈琲ボンジュール」はこの通りにあります。

この通りを越えると一変して住宅街になります。

通りを少し進みましょう。右手に小さな商店会が現れます。

柴又さんぽで紹介された
「居酒屋とっくり」
「焼肉 香養」
「純喫茶アラスカ」はこちらにあります。

この商店会を入ってすぐ左手、ようやく町中華が現れました!

こちらがその町中華「昇龍」です。
ずいぶん遠くまで来た感じですが、駅からは徒歩わずか5分の距離です。

町中華というと開店以来何十年もそのままのようなお店が多いですが、昇龍の建物は比較的新しいです。

ランチ時にうかがいましたが、すでに自転車がいっぱい並んでいます。
そう、ここ昇龍は地元で人気の町中華なんです。

昼から飲める地元密着の町中華

実は妻と義母が最近は昇龍の常連になっていまして、前回はラーメンとハヤシライスのセットを注文したと言ってました。

私は一度しか来たことがないのですが、ハヤシライス、ぜひ食べてみたいです。

この日の日替りセットはハヤシライスではなく、ラーメンとしょうが焼丼でした。

お店の中のメニューです。

手書きメニューがほのぼのします。

ラーメン500円、すばらしいです!

塩ラーメンも500円。
みそラーメンは700円です。気になります。

ご飯もの、焼きそば、スープです。

定食が充実しています。

一品料理は、ほとんどが1000円以内ですが、1000円を超えるメニューもちらほら。
カニ玉、酢豚、青椒肉絲が1700円、海老チリは2000円です。

ハヤシライスもカレーも定番メニューにありませんでした。日替わり限定のようですね。

壁にはドリンクメニューもあります。

ビール、酎ハイ、日本酒。

常連さんは越乃寒梅で至福の時間を過ごされてました。

地元葛飾の社会人チーム「南葛SC」 のポスターが貼ってありました。

ご存知、漫画「キャプテン翼」の翼くんが所属していた南葛SCがモデルのサッカークラブですが、オーナー兼代表は原作者の高橋陽一氏です。

葛飾から、東京都23区初のJリーグチームを目指しています。

元日本代表の稲本潤一選手や今野泰幸選手も在籍しています。

昨年は行けませんでしたが、今年こそは息子を連れて応援に行きたいです。

定番のラーメンを頼んでみました

この日は日替わりセットBの、ワンタンメン、しょうが焼丼(小)セットにしました。

スープが優しい…

麺は細麺と平打ち麺と選べます。私は平打ち麺をチョイスしましたがこれが大正解。コシがあってツルツルしててとても良かったです。

金町駅前にも中華の有名チェーン店がありますが、町中華とチェーンとの決定的な違いはスープではなく麺だと思います。

大手チェーンは低価格でおいしいラーメンを提供しますが、なかなかこういうおいしい麺は出てきません。

昇龍のラーメンも500円ですから本当にすばらしいです。

お皿にのってるしょうが焼丼ですが、いい匂いがします。こちらも素朴で安定の味です。

全てのお皿に龍の絵が描いてあります。

妻はチャーシュー麺を頼みましたが、実は昇龍のチャーシューはトロットロなんです。

チャーシュー麺もかなりオススメです。

まさに龍が昇るが如く、店内には龍の絵や龍の縁起物がたくさんありました。

妻と義母が常連になるのも頷けます。

素朴で使い勝手の良い地元密着の町中華。

マーボーメン、豚肉とピーマンの細切りそば、ネギ味噌ラーメン、食べたいメニューがいっぱいあります。

金町は飲食店が充実していてほとんど駅前で完結してしまうのですが、もうちょっと足を伸ばして、地元の人たちが集う町中華を訪ねてみてはいかがでしょうか?

昇龍
住所:東京都葛飾区東金町3丁目31-16
アクセス:JR常磐線「金町駅」から徒歩約5分
京成金町線「京成金町駅」から徒歩約6分
TEL:03-3609-1130
営業時間:11:30~13:30(L.O.) / 17:30~20:00(L.O.)
定休日:月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。