30年前にタイムスリップ!ガイドブックにものらない穴場な喫茶店「ラ・ポール」

新しいおしゃれなカフェも好きですが、昔ながらの喫茶店に無性に行きたくなることがあります。

今回は新柴又駅から徒歩3分という好立地にありながら、良心的な価格で軽食とドリンクをいただけるラ・ポールに行ってきました。

なんと約30年ぶりの訪問です。母に連れて行ってもらい、ここで食べたツナやチーズのトーストがとてもおいしかったことを記憶しています。

営業時間やメニューの詳細などインターネット上の情報があまりないため、少しドキドキしながらお店に向かいました。

マンションの1階にあるラ・ポール

お店があるのはラ・ポール五番館という3階建てマンションの1階部分です。

マンションのエントランス脇に喫茶店の入り口があります。お昼時より少し前に行くと先客は1組のみ。コーヒーを飲みながら読書をされていて、ゆったりと静かな時間が流れていました。

豊富な軽食メニューは良心的な価格

ドリンクメニューはコーヒー、紅茶などがあります。ココアやジュース、ミルクもあるので子どもを連れてきてもよさそうです。

デザートメニューとドリンクセットもあるので、ちょっとお茶をしに行くこともできます。アルコールは缶ビールと缶チューハイのみの提供です。営業時間は15時までなので、昼飲みをしたくなったときはぜひどうぞ。

いつでも注文OKなモーニングセットは、飲み物付きで550円です。ラ・ポールではコーヒー一杯で400円なので、非常にお得になります。モーニングセットは小腹が空いた時にぴったりですね。

フードメニューは思ったより種類が多く、昔食べたツナトーストにするか一瞬迷いましたが今回はナポリタンを注文しました。

たっぷりサラダとたまご、スープ付きのナポリタン

注文したナポリタンパスタのボリュームに驚きました。ピーマンとマッシュルーム、ウィンナー、オニオンがたっぷり入ったソースは少し酸味があり懐かしい味。

セットのスープにはわかめが入っていてあたたまります。たっぷりのキャベツサラダとゆで卵1個、ドリンクがセットで1,000円とは良心的です。セットドリンクのアイスコーヒーも、大きなグラスにたっぷり入っていました。

ちなみにですが、以前何回か訪れたとき(約30年前)に注文して印象が強かったフードは、ツナトーストです。ツナがこんもりとのっていて、当時の私には贅沢で至福の瞬間でした。

トーストも4枚切りでとても分厚かった記憶があります。また近々、今度は懐かしのツナトーストをいただきに行こうと思います。

店内は昔のまま!カウンター席もあります

店内は昔の記憶のままです。他のお客様がいたので撮影できませんでしたが、左手にはキッチンに対面した4つのカウンター席がありました。私が着席したのは、入り口入ってすぐ右手のふたりがけの席です。

まだ人が少ない明るい店内。しかし着席して20分ほどすると、地元に住んでいそうなご婦人グループが来店。写真奥のテーブル席が2組分、すべて埋まりました。

全員が軽食とドリンクセットを注文したため、ひとりで切り盛りをしていると思われる女性オーナーも一気に忙しそうです。

30年前も同じ女性がオーナーだったと記憶しています。ボリュームたっぷりの食事と変わらない店内、そして当時と同じ女性オーナー。一気に30年前にタイムスリップし、ノスタルジックな気分になりました。

この立地でなぜここまで良心的な価格をキープできるのか不思議です。30年間ずっと存在しているラ・ポール、今後も地元民の癒しの場として存続し続けて欲しいと思います。

ラ・ポール
住所:東京都葛飾区柴又5−14−21 ラ・ポール五番館
アクセス:北総線「新柴又駅」 から徒歩約3分
TEL:03-3658-3504
営業時間:10:00−15:00
定休日:日、祝日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。