金町の「インベーダー商店」は、カフェ?雑貨屋?バー?

今回は金町に2024年7月に新しく登場した雑貨屋?カフェ?酒場?ダイニングバー?

一風変わったお店「インベーダー商店」をご紹介します。

何のお店かわからないけど気になる外観

金町駅北口駅前から少し離れた、金町一番街通りという地元の商店街の中にオープンしました。

一昔前は金町にはこういうお店はなかったなぁ…。

金町がどんどん進化していくのを感じます。

それにしても一体なんのお店でしょう…。

謎が謎を呼びます。

外から眺めてみても実態がよくわかりません。

そう思って見ていると、お店の中から店員さんが元気よく「こんにちは!」と声をかけてくださいました。

これはもう入ってみるしかないですね!

お店のもの全部買えますがコンセプト

一歩店内に足を踏み入れた途端、色々なものがわっと目に飛び込んできます。

まず左手に目を向けると、飲み物、食べ物…。

上段には世界各国の輸入ビール、下段にはオシャレな缶詰めや瓶詰めなどが所狭しと並びます。

なんとこれらの店内の飲み物や食べ物は、お店でいただけるんです。

まさにオシャレな「角打ち」ですね。

角打ちとは、酒屋の店内の角で、お店のお酒や缶詰めなどを買って飲むアレです。

でもこのようにちょっとオシャレに工夫するだけで、女性でも楽しめるお店に大変身します。

お店の中で飲む場合はテーブルチャージが、ビール200円、ワイン1000円となっているようです。

下段にはありとあらゆるセレクト食品がズラリ!
まるで食べ物のヴィレッジバンガードのようです。

いろいろありすぎて見るのも大変かもしれませんが、一つ一つゆっくり見るのも楽しいです。

今度は右手に目を向けると、オシャレなイートインスペースがあります。

トートバッグやTシャツ、トレーナー、パーカーなどのアパレル商品も販売しています。

なんとお店の電球まで販売している徹底ぶり、まさに店内にあるもの全て販売しています。

更に奥を見てみましょう。

奥の棚にはワインがぎっしり。

冷蔵庫からもワインやビールを手に取って、お店の中で飲むことができます。

そして左奥は本格的なダイニングバーとなっています。昼間からみなさん、いい感じですね!

実はここ、金町駅南口にある「ビストロ オオカミ」の系列店とのこと。

綾瀬にある「株式会社 SANZOKU」が母体となっていて、綾瀬、亀有、北千住、新小岩、五反野などにイタリアンバルや中華バルなどを展開しています。

とにかくどの店舗も地元で評判の人気店になっています。

インベーダー商店の正体は、カフェでもあり雑貨屋でもありクラフトビール専門店でもあり、そして料理も本格的という、実はものすごいお店だったのです。

さて、一通り店内を見てまわりましたが、どの席に座ろうか迷います…。

カウンター席もテラス席もいっぱいだったので、入口すぐのテーブルに着席しました。

お店の自慢はクラフトビールの量り売り

我々が訪れたのは2024年6月のある晴れた日曜日でした。

お店の方のお話では、2023年11月にオープンし、2024年4月中旬頃にようやく酒類販売の免許が取れたとのこと。

それまではカフェとしてプレオープンしていたそうです。

自慢のクラフトビールは7種類のビールから選べます。

売り切れたものから、順次新しい銘柄に変わっていくそうです。

その他コーヒー、紅茶、ソフトドリンク等のドリンクメニューや、お酒に合いそうなおつまみメニューが揃っています。

さっそく昼飲みしちゃいます!

ちょっと通りかかっただけなので、昼から飲む予定なんて全くなかったのですが、ここにきたらやっぱりクラフトビール、飲んじゃいます!

  • ルフェーブル醸造所 ニュートン


白ビールに青リンゴをトッピングした甘酸っぱく爽やかな香りのフルーツビール、とのことです。

とってもフルーティーで飲みやすかったです。

金町でふらっと昼飲みができちゃうお店、いいですね。

まるでパブやカフェなどでグラスビールをサクッと飲む感じ。

昼飲みとはちょっと違ったカジュアルな感じがヨーロッパの街角にいるような気分になります。

しかしなんといっても晴れた午後のビールは格別です!

妻は2歳の息子とりんごのジュースをシェアしました。

家族連れや子どもも入ってくるなぁと思っていたら、「◯◯くん!」と息子の名前を呼ぶ声が聞こえました。

なんと保育園のお友達でした。
ご近所に住んでいて、コーヒー豆を買いに立ち寄ったみたいです。

初めましてのご挨拶をしましたが、保育園ではなかなかお話しする機会がありません。

ここだとお互い気持ちがオープンになって交流がうまれますね。

ちょっと変わったネーミングのフードメニュー

せっかくなので軽くフードメニューも頼んでみました。

まずは息子も食べれそうなこちら。

  • インカのポテトフライ


ユニークなネーミングですね。息子もおいしそうに食べていました。

その他にも

  • キューバサンド
  • 具たくさんトムヤムクン
  • グリーンカレー


おいしそうなメニューがいっぱいあります。

店員さんおすすめのキューバサンドも注文してみました。

一見普通のサンドイッチですが、食べた瞬間、ほかのサンドイッチとは違うなにか感じます。

熱々のチェダーチーズの味が口の中に広がった後に、爽やかな異国の風味が口の中を吹き抜けます。

自家製ローストポークとローストハム、そしてチーズ、ライム、ミントが絶妙に絡み合ったインベーダー商店自慢のサンドイッチです。

外のテラスはまさに特等席、晴れた日には是非この席をゲットしたいですね。

下町商店街の道ゆく人を眺めながらのクラフトビール、これはまさに金町でしか味わえない風情です。

実は私たちがおとずれたのはプレオープン期間だったようです。

本格的にオープンしたのは2024年7月19日。

お店の前を通ると、人、人、人であふれていました。

グランドオープンではフードメニューが充実したようです。

ランチメニューも新たに加わりました。

お客さんと一緒に進化を続けるインベーダー商店は、地元の人たちが帰ってこれるような気持ちになる居心地のいいお店です。

これから金町のトレンドの中心地になるかもしれませんね。

インベーダー商店
住所:東京都葛飾区東金町1-27-4押久保ビル
アクセス:JR常磐線「金町駅」から徒歩約6分
京成金町線「京成金町駅」から徒歩約7分
TEL:03-5876-5323
営業時間:11:00-0:00(23:30 L.O)
定休日:火曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。