京成金町線の中でも、最も飲食店の多い街・金町。
中華料理、ラーメン、焼肉、蕎麦が特に多く点在していると思いますが、カレーのお店も数多く存在します。
カレーの種類でいうと、インドやネパールのお店が多いのですが、金町で唯一欧風カレーのお店があるんです。
コック帽がモチーフの可愛いキャラクターが目印
JR金町駅北口を出て右手へ。
以前ご紹介した“珈琲 田園”を右に曲がります。
そしてまたまた以前ご紹介した“純喫茶シャレード”の2個お隣に、今回ご紹介するお店があります。
「カレーハウス トック」
少しだけ西洋を感じさせる白い窓枠の出窓が目立つ外観。
ドアにはお店のキャラクターが可愛らしいロゴが描かれています。
なんでも、店名である“トック”はフランス語で“コック帽”という意味だそうです。
その由来の通りコック帽から足が生えており、なんとも可愛らしいキャラクターですね。
店内はカウンター席とテーブル席が7席ほど。
窓際よりのスペースは2人席の小さめのテーブル。
奥のスペースはソファとイスの組み合わせになっており、4名ほどの団体でも座れるようになっています。
テーブルとテーブルの間にはきちんとパーテーションが置かれており、以前来たときよりも席数が間引きされている印象。
席に座りさっそくメニューを選びます。
カレーの種類はなんと8種類。
ハヤシライスも2種類あるようです。
お子様連れのご家族も多いことから、お子さまランチがメニューにあるのはうれしいですね。
どこかなつかしい味の“欧風カレー”
今回私が注文したのは『季節の野菜カレー』。
ご飯の上に10種類の野菜がごろごろ。
じゃがいも、さつまいも、かぼちゃはほくほく、たまねぎは甘味が感じられます。
基本素揚げのようですが、にんじんだけ茹でてあり柔らかい食感でおいしかったです。
ルーもソースポットに入っており、よりおいしそうに見えます。
メインのカレールーはどろっとしてよく煮込まれています。
より辛くすることも可能だそうですが、今回はそのままの辛さにしました。
甘口よりの中辛といった具合の食べやすい味。
量もたっぷりあるので、白いご飯が残る心配はまったくいりません。
そしてランチタイムではセットの『自家製プリン』。
四角いカットタイプのプリンで、ほろ苦いカラメルとつるんとしたのど越しのプリンは、カレーの後さっぱりしたい方におすすめです。
ちなみにランチセットは他にもミニコールスローやスープが選べます。
閉店後もお取り置き可能。ルーの地方発送も!
「カレーハウス トック」は1993年創業。
地元の方々に愛され続ける理由は、カレーのおいしさだけではありません。
カレーのテイクアウトができるのはもちろん、ルーのみのテイクアウトも可能。
そして驚きなのはルーを地方発送することも可能なんです。
地元の方々からの要望から生まれたサービスなのでしょうか。
葛飾区から離れてもお店の味が味わえるのはとてもステキなサービスですね。
現在は11時から15時30分までのランチタイムのみの営業。
ですがテイクアウトは18時までに電話をすれば、20時までお取り置きしてくれます。
閉店時間を気にすることなく、仕事帰りにもカレーを楽しむことができるのでぜひお試しください。
カレー屋さんが作る“ハヤシライス”も隠れた人気メニューなんだとか。
とっても気になるので、次はチャレンジしてみようと思います。
カレーハウス トック
住所:〒125-0041 東京都葛飾区東金町1-44-17
アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩3分
電話:03-3600-6447
営業時間:11:00~15:30
定休日:土曜日・日曜日・祝日