今回は金町駅南口から少し歩いたところにある、地元で愛され続ける老舗居酒屋「ブウちゃん」をご紹介します。
京成線沿いの栄通りにはたくさんの飲み屋さんが並んでいますが、中でも「ブウちゃん」は絶品料理と心地よい雰囲気で一際人気です。
この記事では、おすすめメニューやお店の雰囲気、そしておいしい料理を楽しむためのポイントをご紹介します。さあ、金町の隠れた名店「ブウちゃん」でステキなひとときを過ごしてみませんか?
金町栄通りの魅力
まずは、金町駅南口を出て右手の京成線沿いを歩いていきます。うっかり見逃してしまいそうな踏切を渡ると、そこから金町栄通りが始まります。
この通りにはたくさんの飲み屋さんが並んでおり、以前の記事でも紹介しましたが、今回はその中で最も歴史のある「ブウちゃん」にお邪魔してきました。
金町栄通りは、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気が漂う場所です。昭和の面影を残す建物や、個性的な店構えのお店が並んでいて、歩くだけでも楽しい気分になります。
そんな中で「ブウちゃん」は、地元の人々に愛され続けていることが一目でわかる、ほっとするような佇まいでした。
ブウちゃんの店内と雰囲気
栄通りを直進し、左手に曲がって突き当たりの左側にある「ブウちゃん」。
店内に入ると、縦に長いレイアウトで手前にはカウンター席、奥には2つのテーブル席がありました。カウンターは長椅子で、30人ほどが入れる広さです。
店員さんがキビキビと動いている様子を眺めながら、まずは基本に忠実にチューハイを注文。
キンミヤのグラスで出てきたその一杯は、ちょうど良い濃さで幸せな気分に浸れました。
「ブウちゃん」の店内は、どこか懐かしく温かみのある雰囲気が特徴です。カウンター席では、店員さんとの距離感が近く、まるで家族や友人の家にいるかのような居心地の良さを感じました。奥のテーブル席は落ち着いた空間で、ゆっくりと食事や会話を楽しむのにぴったりです。
おすすめメニューの紹介
メニューは一品皿物のメニューのほか、
厨房にも黄色いメニューが貼られていました。曜日限定のお料理もあります。
ドリンクも豊富。アルコールはもちろん、ソフトドリンクも充実していました。ここには串ものメニューが書いてあり、もつ焼き、野菜焼きとさまざまなメニューが書いてありました。
最初に注文したのはもやしキムチ。辛すぎず、ほんのりとした辛みがあり、チューハイとの相性抜群です。
続いてレバゴマ。メニューには「大人気!」と書かれているだけあって、香ばしいごま油の香りが食欲をそそります。焼き加減も絶妙で、レバー特有の臭みがほとんど感じられず、塩をつけて食べるとさらにおいしさが引き立ちます。
次に来たのは看板商品のもつ焼き。カシラ、タン、レバーの3種類を塩でいただきました。カシラは柔らかく、ねっとりとした食感が後から楽しめます。タンは厚みがあり、しっかりとした歯応えで大満足。レバーは中がトロトロで、これもまた臭みがなく旨みたっぷり。
「ブウちゃん」のメニューは、どれもリーズナブルでありながら質が高く、毎回違う料理を試してみたくなるラインナップです。特にレバゴマの香ばしさと、もつ焼きの豊かな風味は一度食べると忘れられません。何を頼んでも間違いないという安心感があります。
厚揚げふっくら焼きの魅力
特にお気に入りだったのが厚揚げふっくら焼き。曜日限定メニューとのことで、これはぜひ試してみたかった一品です。
大根おろしと生姜が添えられ、炭火でしっかりと焼かれた香ばしい厚揚げに醤油をかけていただきました。
じゅわーっと広がる厚揚げのジューシーな味わいが最高です。大根おろし、生姜、しそと一緒に食べると、また違った風味が楽しめて、まさに一品で何度もおいしい体験ができました。
一品でさまざまな味の変化を楽しめるので、まるで小さなグルメ旅をしているような気分にさせてくれます。限定メニューならではの特別感もたまりません。
ブウちゃんで心地よいひとときを
この日は強い雨風が吹いていましたが、そんな日でも「ブウちゃん」は心地よい時間を過ごせるステキな場所でした。お店の中では野球の中継も流れていて、大将が気にしてテレビを見ている場面もありましたよ。
「ブウちゃん」は、ふらっと立ち寄ってサクッと飲める、まさに自分へのプチご褒美にぴったりの居酒屋です。
温かい雰囲気とおいしい料理は、日常の喧騒から解放されるひとときを提供してくれます。スタッフの方々のフレンドリーな接客も、訪れる度に心が和みます。
ぜひみなさんも訪れてみてくださいね。
ブウちゃん
住所:東京都葛飾区金町5-35-5
アクセス:京成金町線「京成金町駅」から徒歩約1分
電話:03-3600-5895
営業時間:16:00 – 23:00(L.O. 22:30)
定休日:日・祝日