素材にこだわる優しい味。おにぎりとお惣菜の店「てづくりごはん mikiya」

京成線金町駅、JR金町駅南口から徒歩6分ほどまっすぐ歩いていると見えてくる可愛らしい看板。
「てづくりごはん mikiya」は2019年にオープンしたおにぎりとお惣菜のお店です。

歴史ある商店街にできた新しいお店

お店がある金町末広商店街は金町の中でも2番目に古く、歴史のある商店街です。
末広小学校を囲うように広がる商店街の中には、マニアも遠方から訪れる老舗の銭湯「金町湯」や、青果店・精肉店など周辺に住む人々を長く支えているお店、さらには近年新しくオープンしたカフェなどもあります。新旧のお店が入り混じった個性的な商店街です。

「てづくりごはん mikiya」も以前は「三木屋米店」というお米屋さんでした。
しばらく空き家となっていたお店をお孫さんである店長さんが新しいお店として業態も替えオープンさせました。

有機大豆の醤油から自家製の梅干しまで!素材へのこだわり

こちらで提供されるおにぎりやお惣菜は、『オーガニック料理ソムリエ』と『食品添加物エキスパート』の資格を持つ店長さんの手作り。

メインでもあるお米は有機栽培米の新潟・コシヒカリを毎日お店で精米しています。
塩や醤油など基本的な調味料も厳選しており、添加物を気にしている方々にはとてもうれしいお店です。
梅干しやお漬物も自家製なので、店長さんの“食”へのまっすぐなこだわりが感じられます。

店内は明るくシンプルで、一見カフェのようなモダンな造り。
カウンターにはひとつひとつステキなうつわに並べられたおにぎりがずらり。
鮭、昆布、明太子など外せない定番メニューの他にも、たぬき、チーズおかか、スパムなど、気になって思わず手を伸ばしたくなる変わり種メニューもあります。

今回は竹の皮に包まれたお弁当をテイクアウトしました。
プラスチックのお弁当箱とはまた違った風合いのあるお弁当です。

中身はおにぎり2種とお惣菜3種とお漬物。
おにぎりは透明なビニールで包装されているので、手を汚さずに食べることができます。
お米は固さが丁度良い、柔らかすぎない炊き加減。
中身の鮭と昆布も塩分控えめな味付けですが、お米がおいしいので食べる手が止まりません。

お惣菜は唐揚げと野菜の煮物、黒たまご。
しっとりしたタイプの唐揚げは脂っこさを感じない、さっぱりとした食感。
煮物は味付けが濃そうな見た目ですが、こちらも丁度良い濃さの味付け。
黒たまごは人気のお惣菜のひとつ。
味が染み込んだたまごはしっかりとした味付けですが、濃すぎない優しい味なので塩分などを控えている方にはとてもうれしい一品です。

さまざまな利用客にうれしい早朝オープン

「てづくりごはん mikiya」はテイクアウト専門店です。
朝7時半から営業されているので、朝はお昼ごはん用に購入していく出勤前の方々で賑わうそうです。

周辺にお住まいのご高齢の方々はもちろん、カフェのような外観なので10代20代の学生さんなど、幅広い年齢層のお客さんが来店しています。
おにぎりとお惣菜は日によってはお昼ごろには売り切れていたりと、すでに人気な様子。
近隣には公園が多くあるので、テイクアウトしてそのままお外でのんびりするのにも良さそうですね。

てづくりごはん mikiya
住所:〒125-0042 東京都葛飾区金町5-14-7
アクセス:京成線金町駅、JR金町駅南口から徒歩6分
電話:03-5876-3585
営業時間:火曜日~金曜日7:30~夕方(売り切れ次第終了)/土曜日10:00~夕方(売り切れ次第終了)
定休日:日曜日・月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。